御利益信仰ってなんだろう? の続き
御利益信仰と言えば
忘れもしない
こんな経験があります
20年程前だったと記憶するんですが
とある地方の
婦人部長?みたいな立場の女性が
我が所属する支部に来て下さいました
んで講話?みたいな
話をしてくれた訳です
何の話か
それは植福のお勧め、でした
※植福とは金銭の寄付の事です
幸福の科学では
他所の支部であっても
某かの功績を挙げられた方を招き
講話をしてもらう
そんな行事が多々あるんですが
その婦人部長
植福の推進に来られた訳で
「植福の効能」を延々と
説明して下さいます
植福した事により
大病が治った、とか
憑依が外れた、とか
大きな臨時収入が有った、とか
人間関係が劇的に改善された、とか
まあ・・・・ハッキリ言ってしまえば
利益誘導です
これこれの御利益が植福には
ありますよ~
だから植福しないと損ですよ~
そんな話だったんです
だけど、その日は
その女性にとって運悪く
ある程度の会員キャリアを持ち
年齢的にも一定以上の男性しか
その日、そこには居なかったんですね
(全員、中年のオッサン)
これが不幸でした
ある程度以上
信仰心が確立された人間にとり
御利益等どーでもいい
とるに足らない事でしかありません
その御夫人の名誉の為
書いておきますけど
恐らく普段は
女性向けに喋る機会が
多いんじゃないでしょうか?
女性の多くは
御利益に敏感な反応をします
対して男は
そんなものどーでもいい
そんな傾向にあります
御夫人
1時間以上は喋られたでしょうか?
じっと我慢して聴いてた私も
段々イライラしてきます
「おいおい、いつまで
レベル低い話聞かせるのぉ
御利益なぞどうでもいいのよ
もっと高度な話して下さいよ
オレらを馬鹿にしてる?
そんな子供騙しに乗る程
オレらは悟り低くないんだよね」
その場のオッサン全員
そう考えてるのが
ヒシヒシと感じられます
壇上の女性も
その雰囲気を感じられたんでしょうか
困った事に
ますます
御利益話に熱が入ります
壇上の荒ぶるモンスター
オッサン達の苛立ちをよそに
ご婦人の話は
一向に終わる気配を見せません
ついに
2時間に近づこうとした、その時
忍耐のエネルギーを消耗し尽くした私は
フラフラと立ち上がり
帰っちゃいました
だって
くーだらないんだもーん
いや、女性の話がレベル低い
と言ってるんじゃないですよ
その日の聴衆には
(中年のオッサン達)
1ミリも向いていなかった
ただ、それだけです
全ては適材適所
そこにいたオッサンは皆
「植福は仏神への真心からするもの」
そう考える人だけでした
見返りが欲しくて
する訳ではありません
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