烏天狗型宇宙人 part3

彼ら烏天狗型の宇宙人は
偉大な偉大な偉大な神が下生される
とのイイシラセを聞きつけ

どこかどこか?
と長年に渡り宇宙をくまなく
探し続けたそうです

たどり着いたのが古代の地球で日本
(当時は違う呼び方だった様です)

すでに神道が霊的に日本列島を
治めていた時代です

なんと殊勝な
なんと健気な

この話に
私は深く同情しました
 
 
何とかして
エル・カンターレが下生されるまでに
地球に定着しておきたい

そう考えた彼らは
まず最初に地球全体を偵察しました

そして出た結論は

当時の地球の神々と比べ
自分達は十二分に
神たる能力も資格も有る!と考え

エル・カンターレが生まれる予定である
日本で神にしてもらえないだろうか?
と神道に頼んだそうです

その時の交渉相手は
天御祖神?
それとも天之御中主神?
はたまた天照大神?
と訊ねると

よく覚えていないが
もう少し位が下の神であった様に思う
との事でした
 
 
ところが、こんないじましい彼らを
神道は拒否した

理由は?と尋ねてみると

日本神道は実にキレイ好きで
外見が黒くて美しくない私達を
受け入れてくれなかった
と申します

それを聞き
私はこう返しました

ん?それ違うんじゃないでしょうか?
神道がそんなケチ臭い事言うかな~?
だって神道の主要メンバーにも
黒かったり毛むくじゃらだったり
決して美しくない神が沢山いますよ?
もっと他の理由じゃないでしょうか?
例えば
神道は重視するが貴方達が大事にしない
価値観が有った、とか?

と言うと

それは分かりませんが
神道の神々の一部には
我々が見えないんです
それも大きな要因かもしれません

との事
 
 
これらの話を聞き
彼らには理解できていない何か?が
有ったんじゃなかろうか?
と私は考えました

とは言え、神道の逸話に
濁酒が汚い!との理由から
人を殺める神も出てくるくらいですから
ひょっとすると彼らの言い分は
ある程度、正しいのかもしれません
 
 
とにかく
神の仲間に入れてくれない
と知った彼らは
自分達を認めてもらう為に
神道に戦争を仕掛けたそうです

烏天狗型宇宙人 part4に続く